高断熱の住宅にはどのような利点がある？
数十年前に比べると近年、住宅の機能や設備は著しく向上していると言われています。今回は、住宅が持つ機能のなかから「高気密/高断熱」について少しお話ししたいと思います。
「高気密/高断熱」というと、高層マンションなどをイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。
まず、気密性についてです。建物に隙間を作らないことで気密性は高くなり、このことで空気（外気）や熱が通ることを防ぐことによって、建物内や室内の温度を一定に保つことができるメリットがあります。
次に高断熱についてみていきましょう。
高断熱は、建物の建設をする際に壁や床、屋根などに断熱材を多く使用することによって、建物内部の温度を一定に保つことができるメリットがあります。
これらの住宅の機能によって、何が起こるかと言うと、室内で温度を一定に保つことができることによって、夏はクーラの使用量や冬は暖房の使用量を少なくすることができ、通年を通して快適に過ごすことができるというメリットがあります。
「高気密/高断熱」の住宅は、光熱費を抑えることができるため、省エネルギーな住宅ともいうことができます。
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