ダイライト工法は地震に強い?耐震性とメリットとデメリットを解説します!
ダイライト工法は、地震に強い住宅を実現するための選択肢の一つとして注目されています。
しかし、実際にダイライト工法を採用するメリットやデメリット、他の工法との違いなど、気になることはたくさんあるのではないでしょうか。
本記事では、、ダイライト工法の特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
□ダイライト工法とは?
ダイライトとは、耐力面材(外壁耐力下地材)の一種で、大建工業株式会社が製造・販売している製品です。
1:ダイライトの特徴
ダイライトは、ロックウールと火山性ガラス質堆積物質を主成分とした、無機質の耐震ボードです。
2:ダイライトのメリット
ダイライトは、地震や台風などの災害に強く、燃えにくく、腐りにくいといった優れた特徴を持っています。
・ 高い耐震性
ダイライトは、一般的な木造住宅の筋かいと比較して、水平方向の力に強く、建物全体の剛性を高める効果があります。
・ 優れた耐火性
ダイライトは、準不燃材料として認定されており、火災に強いというメリットがあります。
・ 高い耐久性
ダイライトは、透湿性に優れているため、湿気を逃がしやすく、腐食やシロアリ被害のリスクを低減します。
3:ダイライトの種類
ダイライトには、用途に合わせて様々な種類があります。
・ ダイライトMS
外壁耐力下地材として使用されます。
・ ダイライトMU
耐力クロス下地材として使用されます。
・ ダイライト耐震かべ「かべ大将」
耐震性の高い壁材として使用されます。
・ ダイライト軒天井材:
軒天井材として使用されます。
□ダイライト工法のメリットとデメリット
1:ダイライト工法のメリット
・ 地震に強い
ダイライトは、一般的な木造住宅の筋かいよりも高い耐震性を発揮します。
・ 火災に強い
ダイライトは、準不燃材料であるため、火災のリスクを低減します。
・ シロアリ被害に強い
ダイライトは、腐りにくい素材であるため、シロアリ被害のリスクを低減します。
・ 透湿性に優れている
ダイライトは、湿気を逃がしやすく、結露の発生を抑制します。
2:ダイライト工法のデメリット
・ 施工が難しい
ダイライトは、特殊な施工技術が必要となります。
・ デザイン性に乏しい
ダイライトは、一般的な木造住宅の外壁材と比較して、デザイン性に乏しい場合があります。
□まとめ
ダイライト工法は、地震や火災に強い、耐久性のある住まいを実現するための選択肢の一つです。
しかし、施工方法やデザイン性など、考慮すべき点も存在します。
ダイライト工法を採用する際は、メリットとデメリットを比較検討し、自分のニーズに合った工法を選択することが大切です。