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GL・FH・FL・CHとは?建築図面を読み解くための基礎知識

注文住宅を検討しているみなさんは、間取りや構造にこだわりたいと思っているのではないでしょうか。
建築図面を見てもよくわからない、専門用語の意味を知りたいと感じているかもしれません。
今回は、建築図面に頻繁に登場するGL・FH・FL・CHの意味を解説することで、図面の見方を理解し、住宅の構造や設計に関する知識を深めることができるようサポートします。

建築図面によく出てくる用語の意味を知っていますか?

 

住宅建築の図面には、GL、FH、FL、CHなど、専門用語が数多く登場します。
これらの用語の意味を理解することで、図面からさまざまな情報を読み取ることができ、より詳細な設計内容を把握することができます。
ここでは、これらの用語の意味と、設計においてどのような役割を果たしているのかを解説します。

1: GL(Ground Level)は地盤面の高さ

 

GLは、英語で「Ground Level(グラウンド・レベル)」または「Ground Line(グラウンド・ライン)」といい、地盤面の高さ、つまり土地の基準となる高さを表します。
GLは、住宅の基礎の高さや、床面の高さを決める上で重要な基準となります。
建築基準法では、GLと1FL(1階床面)の高さは、最低4m以上と定められています。

2: FH(Formation Height)は計画している高さ

 

FHは、英語で「Formation Height(フォーメーション・ハイ)」といい、計画している高さ、つまり設計段階での建物の高さを表します。
FHは、建築計画において、建物の高さ制限や周辺環境との関係などを考慮する際に使用されます。

3: FL(Floor Level)は床面の高さ

 

FLは、英語で「Floor Level(フロアレベル)」または「Floor Line(フロアーライン)」といい、仕上げた床面の高さ、つまり各階の床の高さを表します。
FLは、各階の高さを表すため、間取り図や断面図などで頻繁に使用されます。
例えば、1階床面は「1FL」、2階床面は「2FL」のように表記されます。

4: CH(Ceiling Height)は天井の高さ

 

CHは、英語で「Ceiling Height(シーリング・ハイ)」といい、天井の高さを表します。
CHは、部屋の広がり感や圧迫感を左右する重要な要素であり、住宅では一般的に2200mm~2400mm程度が目安とされています。

GL・FH・FL・CHの意味と役割とは

 

GLは地盤面の高さ、FHは計画している高さ、FLは床面の高さ、CHは天井の高さを表す用語です。
それぞれの用語の意味と役割を理解することで、図面から建物の構造や設計に関する情報を理解することができます。

1: GLとFLの関係

 

GLとFLの差は、基礎の高さや床下のスペースに影響します。
GLが高く、FLが低い場合は、基礎が高くなり、床下のスペースが大きくなります。
逆に、GLが低く、FLが高い場合は、基礎が低くなり、床下のスペースが小さくなります。

2: CHと空間デザインの関係

 

CHは、部屋の広がり感や圧迫感を左右する重要な要素です。
CHが高いと、部屋に広がり感が出て開放的になります。
逆に、CHが低いと、部屋に圧迫感が出て狭く感じられます。

3: 建築基準法との関係

 

建築基準法では、居室の最低CHは2.1mと定められています。
これは、人が生活する上で、頭上のスペースを確保し、安全性を確保するためです。

まとめ

 

今回は、建築図面に頻繁に登場するGL・FH・FL・CHの意味と役割を解説しました。
これらの用語を理解することで、建築図面からさまざまな情報を読み取ることができ、より詳細な設計内容を把握することができます。
注文住宅を検討する際には、建築図面を理解し、自分にとって最適な住まいを実現するために、これらの用語の意味をしっかりと把握しておきましょう。